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- 未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指しています
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーって楽しいの?
- Webデザイナーはやめとけって聞くけど、実際どうなの?
- ぼくが思うWebデザイン、UI/UXデザインの楽しいところ、キツいところを伝えるよ。
- 「Webデザイナーはやめておいた方がいい」について、深掘りしてみるよ。
詳しく見ていきましょう。
はじめに
ぼく
Aさん
ぼく
Aさん
ぼくは未経験からWebデザイナーを目指し、今では自社サイトを運営している事業会社でUI/UXデザイナーをやっています。
まあまあ仕事量が多く、大変なこととかつらいことももちろんありますが、基本的には楽しく仕事ができているかなあと思います。
このページでは、ぼくが思うWebデザイナー、UI/UXデザイナーの楽しいところ、つらいところを紹介したり、
世間でよく言われる「Webデザイナーはやめておけ!」という話について言及してみたりします。
未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指している方の気晴らしや勇気づけになれれば幸いです。
ぼく
ぼくは制作会社のWebデザイナーを経験したことがないのですが、副業でWebデザインやったり、前職でDTPのデザイン制作会社にいたりしたので、その経験に基づいてお話します。
Webデザイナー、UI/UXデザイナーの楽しいところ、やりがい
事業会社のUI/UXデザイナーとして働いていて感じる楽しいところ、やりがいを挙げてみたいと思います。
バナーやサイトの改善提案をして、コンバージョンとかが上がったとき
Webを運営する者として、数値が改善できたときの嬉しさはハンパないものがあります。
ぼくも一度、バナーのクリエイティブを変えたときにサイトへの流入数が1.5倍になったことがあったのですが、その時は会社の人たちからほめられてめちゃくちゃうれしかったです。
グーグルアナリティクスのグラフが跳ね上がっているのを見てはウハウハしていました(笑)。
売上やバナークリック数など、指標は様々ありますが、改善提案後に数値の変化が見られるとなかなか楽しいものです。
当時のぼく
デザインを喜んでもらえたとき
Webデザイナー、UI/UXデザイナーの醍醐味ですね。自分が提案したデザインを相手が喜んでくれた時は、自分もうれしい気持ちになります。
ぼくもときどき副業でクライアント相手にデザインを提案しますが、やはり喜んでもらえると嬉しいですし、「大変だったけどやってよかったな」という気持ちになります。
お客さん
ぼく
黙々とデザインをしているとき
ぼくはデザイン作業中、一人の世界に入って黙々とデザインをやるのですが、無心で作業に取りかかれる没入感に一種の幸福を感じています。
ピクセル単位で位置を調整したりとか、テキストをそろえたりとか、細々とした作業がわりと好きですし、デザインがいいかんじに”ハマった”時の快感もクセになります。
(キモいとか言わないでくださいね)。
新しいスキルを身に付けているとき
新しいデザインツールや分析ツールを使いこなせるようになると、自分のスキルが上がった気がして気持ちよくなります(本当に役に立つかは別として)。
私服でお菓子を食べたり音楽を聴きながら仕事をしているとき
会社にもよりますが、WebデザイナーやUI/UXデザイナーはわりと自由に仕事ができるところが多いです。
来客や商談とかがない日は、パーカーに黒スキニーにスニーカーみたいな格好で出社できますし、音楽聞きながらデザインすることもできます。
わりとリラックスした状態で仕事ができます。
ぼく
リモートで仕事をしているとき
ぼくの会社は日によりますが、リモートで自宅で勤務することもできます。
満員電車に揺られたり、会社で変に気を遣うこともないので、気持ちが楽です(だらけそうになるときもありますが…)。
Webデザイナー、UI/UXデザイナーのつらいところ、ストレス
さて、キラキラな話をした後はダークな部分のお話です。
ぼくが未経験からUI/UXデザイナーになって感じた、Webデザイナー、UI/UXデザイナーのつらい部分をお話します。
黒い何か
ぼく
入社してしばらくは勝手がわからず苦しい
未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーになっているので当然ではありますが、初めは業界のあれやこれや(用語とか知識とか常識とか)が分からず苦労します。
特にぼくはWebサイトのバックエンドの話(サーバー構成とかデータ連携とか)を理解するのにすごく苦労しました。
ぼくの場合、エンジニアの人たちと連携してプロジェクトを進めていくケースが多く、開発のことやサーバー構成とかを理解しなければだったのですが、
なかなか理解が追い付かず、入社して3、4か月くらいは勉強漬けでしたし、エンジニアの人に怒られることもありました。
エンジニア
ぼく
デザインのスキルを上げるのが大変
上の方でも少し述べましたが、デザインスキルは一朝一夕で身につくものではありません。
日々勉強、練習し、デザインの引き出しを増やしつつ、感覚を養っていかなければなりません。
ぼくは入社したての頃、デザインスキルが未熟だったので上司からOKが出るまで何度もデザインをやり直していました。
バナー1つ作るのに一日かかる日もあったりなかったり。良いデザインの感覚がつかめていないので、どこが悪いのかが分からず、いつもモヤモヤしていました。
ぼく
デザインへのオーダーに振り回される
ク○イアント
ぼく
ク○イアント
ぼく
デザイナーあるあるですが、急な変更や抽象的なオーダーに振り回されることも多々あります。
デザインリテラシーのある方だとスケジュールとかもある程度考慮してくれますが、リテラシーのない方だと対応に一苦労です…
デザインが固まらないとつらい
上でも少し述べましたが、入社したての頃は特にデザインの引き出しも少ないので、バナー1つ作るのにも時間がかかります。
デザイン中に終着点を見失って迷子になると、あたふたして時間ばかりが過ぎ、心理的にだいぶ苦しくなります。
意外とコミュニケーションが多い
自社サイトのUI/UXデザイナーだからかもしれませんが、社内を駆けずり回って関係者や外注先とコミュニケーションをとることが多々あります。
きちんと情報伝達ができないといけないので、「話の本質を理解しまとめる力」が求められますが、ぼくはこれが苦手で、いつも話をややこしくして怒られていました。
慣れるまではだいぶ体力を削られるので、疲れるかと思います。
上司
ぼく
Webデザイナーはやめといたほうがいい、という件について
悪魔のささやき
ぼく
Webデザイナーというと、激務とか薄給とかいった話をよく聞きます。
ぼくも転職時にこうした話をよく耳にして、「Webデザインはやりたいけど、ワークライフバランスは崩したくないなあ…」と思っていました。
実際はワークライフバランスを大切にしているWeb系の会社はたくさんあるので、会社選びさえ間違えなければ大丈夫ではあるのですが、
転職前にこういう話を聞いてしまうと、なんとなく不安だったり、Webデザインの勉強に迷いが出てしまったりしがちです。
ぼく
まず「Webデザイナー=激務」という主張には、おおむね次の5点が根拠となっていることが多いです。
- 残業が多い
- 給料が少ない
- 流れが速すぎてついていけない
- クライアントに振り回される
- 不健康
それぞれについて見ていきましょう。
残業が多い
クライアントA
ぼく
単純に業務量が多い、というのもありますが、
制作会社のようなクライアントを相手にするようなところは、案件やクライアントに振り回されることが多く、残業が多くなりがちです。
一方で事業会社のUI/UXデザイナーとかはクライアントを相手にしない分、残業が少ない傾向にあります。
どうしても残業はイヤだ!、ということであれば、事業会社やインハウスのWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指すのも一つの手です
(ただし、決して業務量が少ないというわけではありません)。
ぼく
最近は制作会社でも残業に厳しくなっている会社が多くなってきているので、「制作会社=残業が多い」というわけでは決してなく、会社によりけりかなと思います。
このあたりはコーポレートサイトを見たり、面接で質問してみたりして温度感を探るしかないかな…と。。
給料が少ない
営業至上主義な会社だと、どうしても人事評価が営業有利になってデザイナーの給料が低かったりしがちですが、
デザイナーの地位がそこまで低くない会社であれば、未経験でも入社時に年収400万くらいは確保できると思います。
ただし給与の上り幅、というところで言うと、デザインだけで年収500万~600万まで行くのは結構至難の業かな…という感じがします(あくまで肌感です)。
年収を高めていきたいなら、デザイン以外のスキル(開発ディレクションなど)も身に付け、Webを総合的にプロデュースできる力が必要になってくるかと思います。
ぼく
ぼくが一時期お世話になっていたベンチャー会社の社長さん曰く、次の計算式で社員一人当たりのだいたいの年収が分かるそうです。
- 「売上高÷人数」=①
- 「① × Webの粗利率20~60%」=②
- 「② × 労働分配率40%」=1人当たりのだいたいの年収
「Webの粗利率20~60%」は展開しているビジネスによって異なりますが、ぼくはよくわからなかったので、とりあえず30%くらいで計算してあまりにも低い額が出たら薄給を疑う、というようなやり方をしていました。
肌感ですが、おおむね間違ってはいなかった気がします。
流れが速すぎてついていけない
ぼくも事業会社に入ってみて思いましたが、たしかにIT業界は流れが速い気がします。新しい技術が入っては出ていくので、常に勉強が必要です。
また社内でチャットツールを使っていると、情報のやり取りや意思決定がむちゃくちゃ早いので、
あっという間に物事が進みますし、いろんな情報が一気に入ってきます。
ものごとを理解するのに時間がかかる人とかはちょっと苦しい思いをするかもしれません。
(ぼくもそうでしたが…)
上司
ぼく
とはいえ、まずは勉強し知識を吸収していく姿勢があることが大切です。
ちょっと吸収が遅くても、周りの人に手助けしてもらいながらじっくり取り組めば大丈夫かと思います。
(案外、がんばって学ぼうとする姿勢があれば周りの人も理解し応援してくれるものです)
頑張って食らいついていると、しだいに物事を理解し処理するスピードが速くなってきます。ぼくも入社したての頃はかなりスピードが遅くて周りの方々に迷惑をかけていましたが、半年~1年くらいしたらだいぶ流れに適応できるようになってきました。
クライアントに振り回される
これは半分、仕方がないよなあ…という感じです。クライアントは選べませんし…。
ただ上でも少し述べましたが、主にどのようなタイプのクライアントを相手にしているのか意識することは大切です。
過去の実績や得意な業界などからある程度クライアントのタイプを見極めておくといいかもしれません。
Web制作会社によっては「公官庁がメインクライアントの会社」みたいな会社もあって、「先方が基本17時に退社しちゃうから、うちの会社も18時には帰れるよ」というところもあります。
ちなみに事業会社の場合はクライアントではなくプロジェクトの担当者がキーマンになります。これは社内の人が担当しているケースが多いので、入社前に見極めるのはちょっと厳しいかもしれませんね…。
不健康
よく食べて良く寝れば大丈夫。筋トレとかスポーツもオススメ。
ぼく
マッチョ
会社選びを失敗しないために
Webデザイナー、UI/UXデザイナーを楽しいと思えるかどうかは、会社選びが大きな決め手となります。
とはいえ、会社選びはけっこう難しいです。
ぼくの周りでも転職を失敗して、「思っていたのと違う…!」と思いながら働き続けている人はたくさんいます。
せっかく転職するのだから、希望通りの会社に入りたいものです。
面接官
ぼく
ぼくはあまり会社を見極めるのが得意ではなく、変なバイアスがかかってどの会社も良さげに見えていました。
なので、友達に会社を評価してもらったり、転職エージェントを使ったりして、なるべく第三者の意見をもらうようにしていました。
ぼく
第三者
個人的には、転職エージェントを使うと転職活動がグッと楽になり、オススメです。
エージェントを使ってみてありがたいなと感じたのは、次の5点でした。
- 希望条件に沿った案件を紹介してくれる
- 案件について、しっかりアドバイスをもらえる
- 履歴書と職務経歴書を登録しておくと、応募したい会社にサクッと書類選考エントリーできる
- 給料とかの聞きにくいことを代わりに会社側に聞いてくれる
- 履歴書、職務経歴書、ポートフォリオとかの添削をしてくれる
ぼくはワークポートという転職エージェントを利用していました。
ワークポートは未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナー、Webディレクターになりたい人向けの案件に強いエージェントで、
転職のノウハウもけっこう親切に教えてくれ、だいぶお世話になりました。
よければ相談してみてください。
(他のエージェントは、すみません使ったことがないので、比較はできないですが…)
参考 転職相談するなら、転職コンシェルジュのワークポートワークポート
まとめ
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーはキツいこともあるけど、基本は楽しい。
- 激務かどうかは会社によりけりなので、慎重に会社を選ぼう。
- とはいえ会社選びはけっこう難しいので、第三者に見てもらったり、エージェントを使ってみるのがオススメ。
- エージェントを使うと効率的に転職活動を進められるので、ぜひ!
以上で楽しい、つらいのお話はおしまいです!
ぼく