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- 未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指しています
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーを募集している業種を知りたいです
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーって業種によって違いがあるの?
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーはほぼすべての業種で活躍できる可能性があるよ
- けれど、必ずしも求人数が多いわけではないので、そこを説明するよ
- ぼくが思う、業種ごとのWebデザイナー、UI/UXデザイナーの傾向もまとめてみたよ
詳しく見ていきましょう。
はじめに
ポチポチ
数分後…
後日…
先生
ぼく
先生
ぼく
先生
ぼく
未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指していると、「メーカー UIデザイナー」みたいに業種ベースで求人案件をググって、結局あまりピンとこなかった経験はありませんか?
WebデザイナーやUI/UXデザイナーは、Webやアプリがあればどこででも活躍できるので、基本的にはほぼ全ての業種で活躍できます。
ただし「採用」という観点になると、業種ベースで探すと意外と求人案件がなかったりします。
世の中には様々なアプリやWebサイトがありますが、運営元と制作会社が別々だったり、デザイナー募集のタイミングやデザイナーに期待する内容がまちまちだったりと、いろいろとややこしい事情があります。
このページでは、未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指す方向けに、「業種」で見た時の求人のあり方や、それぞれの業種におけるWebデザイナー、UI/UXデザイナーの傾向みたいなものをまとめてみました。
何かしらの参考になれば幸いです。
制作会社を目指している方だと、あまり業種を意識することはないかもしれません。どちらかというとこのページは、インハウスのWebデザイナーや事業会社のUI/UXデザイナーを目指している方向けの記事になるかと思います。
まずおさえておくべきポイント
Webデザイナー、UI/UXデザイナーはほぼ全ての業種で活躍できる
上でも述べたように、Webデザイナー、UI/UXデザイナーは幅広い業種で活躍することができます。
要はWebサイトやアプリなどのサービスがあれば、それを改善したり、新しいページを作ったりする可能性があるからです。
また、最近だとDXという言葉をよく耳にしますが、「デジタル技術を使って人々の生活をより良くしていこう!」という流れが全国的にとても強くなってきています。
そのため、いろいろな業種の会社がいろいろなITサービスを開発、発展させており、それに伴ってWebデザイン、UI/UXデザインの需要も高くなってきています。これは大手企業、ベンチャー企業問わず、様々な会社で起こっている現象です。
ぼく
ただし、「採用」という観点になると話は別
DXの流れに伴いWebデザイナー、UI/UXデザイナーの需要が高まっているとはいえ、「自社でデザインを内製するかどうか」はまた別問題です。
ちょっと古い情報ですが、impressさんの記事↓によると、内製している会社が39.3%、外注が36.1%、一部外注が24.6%、というデータが出ているそうです。
参考 impress Business Mediaimpress
このデータはデザインだけでなく開発の話も含んでいますが、ぼくも最近転職活動をしていろいろなサービスの運営会社を調べた感じ、大体この数字はデザインにも当てはまるような気がします。
これを図に起こすと、国内の会社全体として、デザインの制作体制はだいたいこんな感じ↓の構図になるかなと考えられます。必然的に、デザイン制作会社は様々な業種の案件を請け負うことになります。
「一部外注」には、「プログラムは内製しているが、デザインは外注」というケースも含まれると考えられるため、一部会社に「デザイナー」ではなく「ディレクター」を登場させています。
また、デザインを内製化している会社についても、Webデザイナー、UI/UXデザイナーを雇う人数が多いところもあれば少ないところもあります。
これは制作会社もそうですが、結局「デザイン業務がどれだけ発生するか」によってデザイナーを雇う人数が左右されるので、自社で持つサービスが少なかったりWebの重要度が低い会社だと、デザイナーを雇う人数も少なくなります。
ぼく
先ほどの図に、さらに「採用」という要素を追加してみました。
制作会社や自社サービスをたくさん持っている会社などでは、デザイン業務が常にたくさん発生するので、わりと常時デザイナーを募集している感じがあります。
一方で少人数体制の会社だと、デザイナーが辞めるなど、何か大きなタイミングがない限り、デザイナーを採用しようとはしません。
そのため、「メーカー UIデザイナー」みたいに業種ベースで検索しても、そもそもの求人数が少なかったり、デザイン制作会社がヒットしたりして、「業種に限定したWebデザイナー、UI/UXデザイナー」の求人はあまりヒットしてこないのです。
ここにさらに「デザイナーに期待する役割」が絡まってきます。
自社デザイナーに期待する役割は会社によって様々で、WebサービスのUI/UXデザインを専門で担っているところもあれば、会社のブランディング全体を担っているところや、社内で発生するデザイン業務(パンフレットの制作等)全般を担っている場合もあります。ポジションの名称も様々で、「Webデザイナー」や「UI/UXデザイナー」と称していることもあれば、「インハウスデザイナー」と称していることもあります。
こうした事情から、「メーカー UIデザイナー」みたいに業種ベースで検索しても、求人がヒットしなかったり、期待していた業務内容と若干異なるケースが多いのです。
時代の流れで変わる可能性あり
とはいえ、この状況は時代と共に変わっていく可能性があります。
最近は徐々に内製化の傾向があると言われており、これまでWebデザイナー、UI/UXデザイナーを採用していなかった会社が急に募集し始めることもあります。
ビジネスにおけるデザインの重要性が高まってきている今、会社も組織体制を変えていこうとしているのかもしれません。
ぼく
また、特に国内のベンチャー企業とかだと、デザインを重視して自社でWebデザイナー・UI/UXデザイナーを雇う傾向が強くあります(Creator Zineさんの記事↓より)。
どの業種にも、「ITを活用して課題解決をしよう」というベンチャー企業がいます。こうしたベンチャー企業がどんどん増えてくると、自社デザイナーの採用件数も増えてくるかもしれません。
参考 スタートアップの約半数がデザイン業務内製化 成長ドライバーとして期待も採用・運用に課題/D4V調査Creator Zine
【業種別】Webデザイナー、UI/UXデザイナーの傾向
さてここからは、業種別で見た時のWebデザイナー、UI/UXデザイナーの傾向と言いますか、「〇〇業種だと、こんな感じのデザイン業務がありそうだよ!」みたいなものについて述べていきます。
…とはいえ、ぼく自身全ての業種に携わったことがあるわけではなく、ググって調べつつ、だいぶ憶測を交えながらまとめております。
大きく外れていることはないと思いますが、正確性はあまり担保できないので、参考程度にざっと見ていただければと思います…!
ぼく
業種の区分けについては、本来であれば日本標準産業分類の大分類に従うべきかもしれないのですが、Webデザイナー、UI/UXデザイナー観点だとちょっと説明しづらいところがあったので、ぼくの方で思いつく限りで分類した”なんちゃって業種”となっております。なんとなく感じ取っていただければと思います。
農業・漁業
農業や漁業では高齢化による人手不足が問題となっており、IT技術を駆使してこの問題を解消していこうとする傾向があります。
例えば株式会社クボタでは無人で働く農機の開発を行なっていたり、KSASという営農管理ツールを展開していたりします。
また、株式会社ウーオという会社では水産市場の方々向けに鮮魚仕入れのアプリ「UUUO」を展開していたりします。
農機具などであれば、その機械の操作パネルや付帯サービス(機械の状態をスマホで管理できるアプリ、など)のUIデザインがありますし、UUUOのようなプラットフォームサービスであれば、その画面の使い勝手を向上するためのUI/UXデザイン業務がありそうです。
ぼく
建設業
「建設テック」「コンテック」という言葉がありますが、建設業界では2020年頃からITを活用した建設業務の効率化が急激に加速しているようです(参考1)(参考2)。
実際、ANDPADやKannriといった建設現場の業務管理系のSaasがたくさん出てきていて、その運営会社でWebデザイナー、UI/UXデザイナーを募集していたりします。
建設業はかなりたくさんの関係者が関わるので、業界構造をよく理解した上で、そういった方々の特性や業務フローをふまえながらデザインしていく必要がありそうです。
建設業は「重層下請け構造」と呼ばれており、「発注元(国や民間企業)→それを一次受けするゼネコン→さらにその下請けをするサブコン→職人を抱える各事業者」といった感じで、かなりたくさんの会社が関わることになります。また下請けをする会社も、電気工事をやる会社や版金工事をやる会社、大工の親方など、様々なタイプがいます。
ぼくも以前、電気工事の会社様の業務改善システムをデザインしたことがあるのですが、登場人物や想定ケースが多くてけっこう設計に苦労した記憶があります。
また、こう言っては何ですが、「土方のあんちゃん、おっちゃんたちを相手にデザインする」感じなので、ぱっと見で分かりにくかったり使いにくいと、すぐに放り出されてしまいます(笑)。個人的には、デザインに対するユーザーの反応が顕著に現れていて、けっこう楽しい仕事ではありましたが。
製造業(メーカー)
「メーカー」と言ってもかなり幅広いですが、例えば東芝だと鉄道用回生電力貯蔵システムのUIデザインを行なっていたり(参考)、トヨタやホンダのような車メーカーだと、車のコックピットやそれに付帯するアプリ、Webなどのデザインを行なっていたりします。
テレビや冷蔵庫のようなハードグッズ自体のUIと、それを取り巻くITサービス全般に対して、デザインを考えていくようなあり方になるのかなと思います。
食品メーカーで言うと、例えばサントリーは自社にもデザイン部隊を持っていますが(参考)、株式会社サン・アドという広告代理店がグループ会社におり、そこでもサントリー系列のクリエイティブを担っていたりします。また明治にも「明治アドエージェンシー」という広告代理店がグループ会社におり、明治グループ各社のコーポレートサイトを運営しているようです(参考)。
こんな感じで、グループ会社に広告代理店がおり、そこがクリエイティブ全般を担っているケースもあります。
インフラ(電気・ガス・熱供給・水道)
例えば東京ガスではここ最近、デザインや開発の内製化を進めているようで、UI/UXデザインチームがmyTOKYOGAS(東京ガスを契約している会員向けのWebサービス)などのデザインを担当しているようです(参考1)(参考2)。
電気やガスは2016年、2017年の自由化に伴い、様々な会社が参入してきていますが、そうした各会社の料金を比較するサイト(エネチェンジなど)もあり、そういったサービスのWebデザイン、UI/UXデザインも狙い目かもしれません。
人材・派遣
マイナビやパーソル、ビズリーチといった大手人材サービスは、わりと自社でWebデザイナーやUI/UXデザイナーを抱えているケースが多いです。
こういった大手人材会社だと、人材にまつわるサービスをたくさん持っているので、それらのサービスを横断的に見ながらデザインを行なっていく携わり方になるかもしれません。
また、「人材派遣の会社に入り、他の会社に常駐しながらデザインをする」という働き方も選択肢としてはあります(いわゆるSESというやつです)。
Webデザイナー、UI/UXデザイナーがSES系の会社に入ることの是非はここでは問いませんが、「会社選定をミスると、デザインとは関係ない雑務を押し付けられる」というような声も聞きますので、SES系の会社を選ぶ際は慎重になった方がいいかもしれません(参考)。
運輸業
日本郵船のような「運輸を実際に行なっている会社」は、あまりデザイナーを募集していなさそうですが、「物流DX化を推し進めようとしている会社」ではWebデザイナー、UI/UXデザイナーの募集を行なっていそうです。
ぼく
例えば物流センターには日々たくさんのトラックが出入りしますが、各々が勝手に入退場すると混雑の原因になり、スムーズにトラックに荷物を積むことができません。
そうしたトラックの出入り時間や積荷状況を管理しスムーズに積荷を行うシステムとして、株式会社Hacobuという会社ではMOVO Berth というサービスを展開していたりします。
当然、こういったサービスは日々改善・改修を行なっていかなければならないので、Webデザイナー、UI/UXデザイナーの存在が重要になってきます。
青果市場とかに行くとそうですが、物流センターはまだ外が暗い朝早くから稼働し、力仕事でとても慌ただしく動いている印象があります。UI/UXデザイナーはそんな状況を理解した上で、ツールのデザインを行なっていく必要があるのかなと思います。
また、ぼくも知り合いにトラックドライバーをやっていた方がいますが、その方のキャラクターをふまえると、建設業と同じく「土方のあんちゃん、おっちゃんたちを相手にデザインする」感じがあるかもしれません(笑)。
小売業
最近だとほとんどの小売店が、ECサイトや店舗向けアプリを持っています。
例えば無印良品は自社でWebデザイナーを抱え、無印アプリやECサイトのUIデザインを行なっているようです。
またニトリは2022年に「ニトリデジタルベース」というIT専門部隊を立ち上げ、ニトリアプリの機能改善を行なっています。
その他、アパレルであればユニクロ、コンビニであればセブン&アイホールディングス、百貨店であれば高島屋などが、自社またはグループ会社内でWebデザイナー、UI/UXデザイナーを雇っているようです。
ぼく
また、ちょっと観点が変わりますが、店舗向けのPOSシステムにもUI/UXデザインのニーズが潜んでいます。
こちらはどちらかというとPOSサービスを展開している会社に勤めることになると思いますが、例えば株式会社スマレジという会社では、クラウド型のPOSレジサービスを展開しており、社内のUI/UXデザイナーがその画面改修を行なっているようです。
金融・保険
実は今回ぼくも初めて知ったのですが、メガバンクと呼ばれている三菱UFJ、三井住友、みずほには、専属のUI/UXデザインチームがおり、関連サービス全体の品質管理やDX化を推進しているようです(参考1)(参考2)(参考3)。
例えばぼくは三井住友を使っていますが、口座残高の確認や振込ができるアプリもありますし、将来必要になるお金をシミュレーションできるアプリもあります。
UI/UXデザインチームは、こうした様々なサービスを横断的に見ることになるのかなと思います。
また、アイフルや明治安田生命などでも、自社内にUI/UXデザイナーを抱えており、関連サービスのデザインを管理しているようです。
不動産・物品賃貸業
まずはSUUMOやホームズといった、不動産や賃貸の情報サイトが思い浮かぶと思います。
SUUMOはリクルート、ホームズはLIFULLが運営していますが、両社ともデザイナーチームを内部に抱え、バリバリに画面の改修改善を行なっています。
不動産会社自体で言うと、オープンハウスはインハウスデザイナーを採用しているようです(参考)。会社にもよると思いますが、チラシやLP含め、クリエイティブ全般を担う形になると思います。
ぼく
物品賃貸業はけっこう幅広く、自転車やカーシェア、DVD、本、建設機械など、様々あります。
最近だとLUUPというキックボードのライドシェアが発展してきていますが、こうした新規サービスは専用アプリと連動しているケースが多く、そのアプリを含めたユーザー体験全体のデザインが求められてくると思います。
宿泊業、飲食サービス業
宿泊だとじゃらんや一休、飲食だと食べログやRettyなどの情報サイトが思い浮かぶかもしれません。
SUUMOやホームズ同様、これらのサービスも運営会社内にいるUI/UXデザイナーチームが担当しているケースが多いです。
また、宿泊業や飲食業はコロナ明けで従業員の人手不足がけっこう深刻化しており、店舗側の業務効率化ツールなども重要が高まってきています。
例えばSTORESというサービスは、予約管理や決済システムなど店舗運営に必要なサービスを提供していますが、各プロダクトのUI/UXデザインを内部のデザインチームが管理していたりします。
ぼく
ゲーム業界
スマホゲーム、オンラインゲーム、家庭用ゲームなど様々ありますが、ゲーム業界のUI/UXデザイナーはキャラクターやHPゲージ、アイテムリストなど、ゲームをプレイする際に必要な要素や画面をデザイン・設計します。
ゲーム会社は自社でデザインを行なっているところが多く、求人案件数も比較的多い印象です。
ただ、ゲーム業界のUI/UXデザイナーはWebやアプリのUI/UXデザイナーと比べ、ゲームの世界観やストーリーが存在する点、体験型のコンテンツである点、After Effectsなどのアニメーションや3Dデザインのスキルが求められる点など、だいぶ毛色が異なります。
もしゲーム系のUI/UXデザイナーを目指したいのであれば、それ専用の勉強や準備をすることをおすすします。
ぼく
教育、学習支援
NOVAやネイティブキャンプ、プログリットなど、英会話を展開する会社でいくつかWebデザイナー、UI/UXデザイナーの採用を行なっており、学習管理用アプリの改修改善や広告LPのデザインなどを行なっているようです。
また、Schooやコードキャンプ、スタディサプリ(リクルート)など、eラーニング系のサービスになると、よりUI/UXデザインの重要性が高まり、WebデザイナーやUI/UXデザイナーを採用する傾向にありそうです。
ぼく
その他、上でも触れましたが、保育園や学校の業務効率化を目的としたSaasサービスもあります(参考1)(参考2)。
ただし保育園や学校は地方自治体との連携業務が多い(例えば補助金申請など)という特徴があります。
申請フローや条件なども地方自治体によって異なるので、各地方自治体の申請条件や手続きのフロー等をよく理解した上で、双方をうまく繋ぐ形でデザインを考えていく必要があります。
医療、福祉
「医療IT業界」という言葉がありますが、医師向けのコミュニティサイトや電子カルテサービスなど、医療の現場には意外と数多くのITサービスが介在しています。
代表的な会社に、エムスリー、ケアネット、JMDC、メドピアといった会社がありますが、これらの会社はどこも自社でUI/UXデザイナーを抱えており、けっこうデザインに力を入れているようです。
ぼく
福祉業界については「ケアテック」という言葉がありますが、ここ最近IT化が進んでいるようで、2020年には日本ケアテック協会という協会が設立されています(参考)。
福祉業界についても医療と似たような感じで、ウェルモやカナミックネットワークといった会社が、介護スタッフの業務効率化サービスなどを展開しています。
また、運営会社は異なりますが、介護ワーカーやジョブメドレーなど、介護スタッフ向けの求人サイトとかもあるので、そういった方向でもWebデザイン、UI/UXデザインの需要がありそうです。
まとめ
- Webデザイナー、UI/UXデザイナーは、業種問わず様々なところで活躍できる。
- ただし、内製化の状況やデザイナーに求める役割などの違いから、「業種×Webデザイナー」「業種×UI/UXデザイナー」で調べても、「業種に限定したWebデザイナー、UI/UXデザイナー」の求人はあまりヒットしない。
- とはいえ、DX化の流れによって各業種でWebデザイナー、UI/UXデザイナーの需要は高まっている。特にベンチャー企業だとデザインを内製する傾向が強い。
以上で業種のお話はおしまいです!
ぼく