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- 未経験からWebデザイナー、UI/UXデザイナーを目指しています
- 絵が下手でもWebデザイナー、UI/UXデザイナーになれるの…?
- 絵は描けた方がいいの?
- 絵が下手でもWebデザイナー、UI/UXデザイナーにはなれるよ
- 絵心を求められる場面とかをまとめてみたよ
詳しく見ていきましょう。
はじめに
ぼく
先生
ぼく
先生
ぼく
Webデザイナー、UI/UXデザイナーと聞くと、「絵心も必要なんじゃないか…?」と思ってしまいがちではないでしょうか?
ご安心ください。WebデザイナーやUI/UXデザイナーを目指す上で、絵の上手い下手というのはあまり重要ではありません。
(ぼくも含めですが、Webデザイナー、UI/UXデザイナーにも絵が下手な方はたくさんいます)
Webデザイン、UI/UXデザインを行う上で絵心を求められるシチュエーションは意外と少なく、またデザインと絵は求められるスキルが若干異なります。
このページでは、Webデザイン、UI/UXデザインにおける絵心の必要性や、デザインと絵とで求められるスキルの違いについてまとめてみました。
よければご参考ください。
ちょっと宣伝になりますが、ぼくがだいぶ昔に仕事の合間に作ったラインスタンプがありますので、よければ使ってみてください。
わりと頑張って描きました。
参考 仕事の合間に作ったスタンプLINE STOREWebデザイン、UI/UXデザインではあまり絵心を求められない
まず、Webデザイン、UI/UXデザインの制作工程を見てみましょう。
制作工程は大きく「分析・調査」「デザイン制作」「フロントエンド開発」の3つに分けられます。
そしてこの3つの制作工程には、それぞれいくつかの要素が含まれています。
図にまとめると次のような感じになります。
オレンジの太枠がビジュアルデザイン、UIデザインの制作部分にあたります。
この部分は”デザイン制作”と言うだけあって、絵を描く場面が多いような気がしてしまうのではないでしょうか。
たしかに、デザインを作る上で絵の素材が必要な場面はわりとあります。
が、ぼくの場合はピクスタなどの素材提供サービスを利用したり、絵が描ける人に外注してしまうので、自分で絵を描くということはほとんどしません。
またサイトのラフ図を描く時もありますが、なぐり書きレベルでも十分事足りますし、ギャラリーサイトからイメージの近いサイトの事例を引っ張ってくることもできるので、絵心がなくてもサイトの設計やデザインについて議論することができます。
ですので、絵が描けなくても特に問題なくWebデザイナー、UI/UXデザイナーとして働くことができています。
デザインと絵で求められるスキルの違い
デザインも絵も、「情報をわかりやすく伝える」という点では共通しているのですが、求められるスキルには若干異なるものがあります。
その違いを見ていきましょう。
Webデザイン、UI/UXデザインで求められるスキル
WebデザインやUI/UXデザインには、次のような特徴があります。
強く意識すること
- 情報設計
- パーツをどのように配置するか
- どのように視線を誘導するか
- 実際にサイトを使ったときの使い心地
よく使うツール
- Illustrator
- Photoshop
- プロトタイプツール(Adobe XD、Sketchなど)
WebデザインやUI/UXデザインはどちらかというと、「平面に対してどのようにモノを配置していくか」にかなり意識を傾けます。
アイコンや写真といった、すでにある素材をうまく加工、配置し、情報設計やUI設計を行っていきます。
絵で求められるスキル
一方で絵には、次のような特徴があります。
強く意識すること
- 構図やアングル、光の入り方
- 情景をどう伝えるか
よく使うツール
- Illustrator
- Photoshop
- ペンタブ
- 絵の具、ペンなど
イラスト教室に通っている友人に聞いたのですが、絵はどちらかというとカメラの世界に近く、「立体物をどのようなアングルでとらえるか」にかなり意識を傾けるようです。
なので光の入り方や角度をすごく意識するみたいです。
また、カメラは「すでにあるもの」を写しますが、絵はゼロから情景を創り上げていきます。
世界観や雰囲気をどうするかといったことにも、かなり意識を割くようです。
Webデザイナー、UI/UXデザイナーが絵心を求められる場面とは?
Webデザイナー、UI/UXデザイナーでも、絵がうまいと有利な場面というものが存在します。
いくつか例を上げてみましょう。
アイコンやイラストなどの素材を自分で作れる
今では商用利用可能なフリー素材がたくさんあり、少しググればかなりクオリティの高い素材を手軽に手に入れられます。
ただし、ありものの素材だとどうしても求めているデザインテイストにならない時がありますし、ちょうどいい素材を見つけても有料でけっこうお金がかかってしまう場合もあります。
そんな時に自分で絵を描けたり素材を作れると、求めているデザインテイストにマッチした素材を作ることができ、デザインの完成度を高めることができます。
動画制作や撮影などのディレクションがしやすくなる
上でも述べたように、絵心のある人はアングルや情景、雰囲気を上手く伝えることができるので、
動画を作る際に絵コンテを作って雰囲気を伝えたり、カメラマンに写真の構図を的確に指示することができます。
特に動画やアニメーションなどの”動き”を伴う演出は、今後Webデザイン、UI/UXデザインにおいて需要が高まってくると思うので、このあたりの制作のディレクションができるときっと強みになると思います。
(2021年3月時点の超勝手な個人的予想です)
関係者との打ち合わせがしやすくなる
クライアントや外注先などとデザインの打ち合わせをする際、文字や言葉だけだと完成イメージを想像しづらく、認識のずれが生じがちです。
打ち合わせの時にサラサラっと絵を描いて全体の雰囲気や完成イメージを伝えられると、言葉で伝えにくい微妙なニュアンスも関係者間ですり合わせることができ、ものすごくスムーズに案件を進めることができます。
(個人的にはこれが一番デカい気がします)
ぼく
クライアント
光の入り方をうまくとらえられる
WebデザインやUI/UXデザインでも、立体的な装飾や影を使った装飾を施す際など、光の入り方を意識する場面があります。
絵がうまいということは立体物の描き方や光の入り方、影の付け方を理解しているということなので、そうした装飾にも対応しやすいかと思います。
まとめ
- 絵心がなくてもWebデザイナー、UI/UXデザイナーにはなれる。
- デザインは「平面に対してどのようにモノを配置するか」を強く意識する
- 絵は「立体物をどのようなアングルでとらえるか」を強く意識する
以上で絵心のお話はおしまいです!
ぼく